【座談会&研究施設見学ツアー】 理研の女性技術スタッフに
聞いてみよう!
研究に関わるお仕事とは?
理化学研究所(理研)には、
様々なバックグラウンドを持ち、
それぞれの特徴を活かして研究をサポート
している人たちが多く在籍しています。
今回は量子コンピュータ研究センター(RQC)に在籍している女性技術スタッフに、
直接話を聞いたり質問ができる座談会と、
仕事現場であるクリーンブースの
見学ツアーを開催いたします。
この機会に研究に関わるお仕事について
理解を深めてみませんか?
Hさん
多様な半導体関係の研究室を経験。子育てと両立しながら、理研に長く在籍。
Oさん
化学専攻で卒業後、化学メーカーを経験。家庭と仕事を両立しながら理研に在籍。
- 開催日
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2022年9月1日(木)13:00〜 2022年8月19日(金)締め切り※応募を締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
- 開催場所
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理化学研究所
量子コンピュータ研究センター 〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 - 募集条件
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国内大学・大学院在中の女性
学部2年生~修士1年生 - 募集人数
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6名程度 ※応募者多数の場合は抽選を行い、参加者には来所時の交通費・宿泊費を弊所規定により支給いたします。
- プログラム
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13:00 ~ 女性技術スタッフとの座談会
15:00 ~ クリーンブース見学 ※新型コロナウイルスの感染状況によって、日程や開催形式に変更が生じる場合があります。
技術スタッフと
量子コンピュータの関わり
技術スタッフは、研究の様子に応じていろいろなことを行います。たとえば、研究に必要な回路を試作したり、その品質や性能改善を試みたりします。設計者といっしょになって、なにをどう調べてゆくのかを考えます。研究チーム内でその様子を発表し、コメントやアドバイスをもらいながら、性能改善に取り組みます。細かい気づきやその評価は、素子作成を担う技術スタッフだからこそなせる取り組みです。そのほかにも、薬品の正しい管理や排出、大きなクリーンルームの維持のため、専用の装置の担当者になり装置を管理します。身長より大きな装置の中をのぞき込んで、清掃や調整などのメンテナンスを行うこともあります。これらの日々の業務の積み重ねが、量子コンピュータの性能をより良いものにしています。
チップ上の電極を形作るために必要となる膜を作成する装置。この膜の出来具合は量子コンピュータの性能を左右する要素の一つです。
理事挨拶
仲 真紀子 国立研究開発法人理化学研究所
理事/ダイバーシティ推進室長
多くの女性が様々な立場で
様々な働き方をしています。
理化学研究所は、日本で唯一の自然科学の総合研究所として、多様性豊かで活気ある研究環境を整備しています。理研では研究者や技術者・事務職など、多くの女性が様々な立場で様々な働き方をしています。また、仕事とプライベートの両立を支える各種支援制度も充実しており、職員の公私にわたる活躍を積極的に応援しています。
私自身も苦労した経験がありますが、特に女性はライフイベントを機にキャリアの選択を迫られることが多い現実があります。皆さんのキャリア選択の一助になることを願って今回のイベントを企画しました。ご参加お待ちしています!
理研では活躍できる場が
たくさんあります
理化学研究所では各研究室のリーダー(PI)が研究室を統括し、研究員や技師、テクニカルスタッフなどと共に日々研究に邁進しています。研究に直接携わる職種以外でも様々な職種があり、コーディネーターや研究支援専門職はセンターなどの産学連携、国際連携、アウトリーチなどに関する業務を行いセンターなどの運営に貢献しています。また、アシスタントは各研究室の秘書業務や事務業務を行い、各研究室の運営に貢献しています。それ以外にも、事務系スタッフとして、人事、経営企画、会計、広報など法人経営としてのバックオフィス業務があり、理化学研究所を支えています。様々な働き方の職種が揃っているので、自分に合った職種に出会えるはずです。
アクセス
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
Email: rqc_info [at] ml.riken.jp
※[at]は@に置き換えてください。
東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」南口下車
徒 歩:約15分
バ ス:約10分(西武バス39番「大泉学園駅」ゆきに乗り「広沢」で下車)
タクシー:約10分