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後藤 隼人

量子コンピュータアーキテクチャ研究チーム チームリーダー

研究概要

当チームでは、誤り耐性量子計算方式からその物理実装まで、量子コンピュータの全体設計、すなわち、量子コンピュータアーキテクチャに関する理論研究を行います。量子コンピュータアーキテクチャ研究では、量子コンピュータに関わるすべてを考慮した設計が求められます。誤り耐性量子計算の実現には膨大な計算リソースが必要となることが現在課題となっており、この問題の解決策として、高レート符号に着目しています。現在の多くの誤り耐性量子計算方式では1つの論理量子ビットを多数の物理量子ビットで符号化しており、これがリソース増大を招いています。多数の論理量子ビットをまとめて符号化する高レート符号は存在しますが、その誤り耐性量子計算方式はまだ確立されていません。この高レート符号を用いた誤り耐性量子計算の研究によって、量子コンピュータのリソース問題の解決を目指します。

代表的な研究成果

・ H. Goto, “Many-hypercube codes: High-rate quantum error-correcting codes for high-performance fault-tolerant quantum computation”, arXiv:2403.16054 (2024).

・ H. Goto, Y. Ho, and T. Kanao, “Measurement-free fault-tolerant logical-zero-state encoding of the distance-three nine-qubit surface code in a one-dimensional qubit array”, Phys. Rev. Research, 5, 043137 (2023).

・ H. Goto, “Minimizing resource overheads for fault-tolerant preparation of encoded states of the Steane code”, Sci. Rep., 6, 19578 (2016).

・ H. Goto, “Step-by-step magic state encoding for efficient fault-tolerant quantum computation”, Sci. Rep., 4, 7501 (2014).

・ H. Goto and H. Uchikawa, “Fault-tolerant quantum computation with a soft-decision decoder for error correction and detection by teleportation”, Sci. Rep., 3, 2044 (2013).

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量子コンピュータアーキテクチャ




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従来の1論理量子ビット符号化(左)、高レート符号(右)

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